製麺関連主要機材「製麺室・製麺ミキサー」 製麺室には8つの真空ミキサーに7つ連続麺帯圧延ラインを配備しております。小ロットの商品から大型商品まで多品種の麺類を製造しております。 現在製麺室では、うどん・ちゃんぽん・焼そばの他、博多ラーメンに代表される低加水麺、ウェーブを利かせた中華麺、生パスタなどを製造しております。 麺類の種別毎に専用化した製麺ラインを用い、アレルゲン物質への取り扱いには細心の注意を払っております。「真空ミキサー」弊社で採用している真空ミキサーは、ミキシング中の真空保持がよく、均一で密度の高い生地が作れます。「そぼろ」状の生地は、複合機・圧延機によるロール圧延によりグルテンを引き出し麺に仕上げられます。※写真は低加水麺の豚骨ラーメン用の生地です。「超多加水式ミキサー」2015年度より導入した超多加水式ミキサーにより、手打ちした麺に近い性状の商品を提案できるようになりました。通常の製麺ミキサーで練り上げられる生地より10%以上も加水率を上げることが出来るようになり、従来よりも弾力の強い「もちもち」感のある麺を仕上げることが出来ます。「CIP 全自動ゆで麺装置」 自動ゆで麺装置は細物ラインを中心に5ライン常設しております。そのうち、4ラインは生産終了後の自動洗浄機能がついたCIP自動ゆで機です。ゆで麺製造工程をより衛生的に管理するために開発された当装置は、機材全体がインライン化されており、ドライで衛生的な工場環境を保ち、商品の安全性を支えております。加熱調理・盛付室「自動4槽反転釜」主に乾麺など茹でるために利用する茹工程の調理機です。当工場では、麺専用の自動4槽反転釜を2台と多目的に利用できる半自動型2槽反転釜を2台配備しております。「ロータリーパン」ハイカロリーの熱量で焼そばやパスタなどの麺を炒める回転釜です。当工場では、同型の機材を3台配備し、大型の加熱調理に対応しております。調理麺盛付ライン、検品工程「調理麺盛付ライン」自動ゆで麺装置と接続する盛付ライン4ラインを含む常設6ラインで盛付作業を行っております。商品の計量には細心の注意を払い、商品仕様の向上に日々努めております。「検品工程」最終工程まで商品の状態をひとつひとつ確認し、真心こめた商品のご提供に努めております。その他「ガスコージェネレーション装置」弊社では省エネルギー、製造の効率化を検討し2013年より自家発電装置(ガスコージェネレーション)を導入しております。当装置は、繁忙期における電力デマンドの抑制はもとより、排熱利用では、場内の省エネ化に留まらず清掃面でのサポートに一役を担っております。